オワタ\(^o^)/ンブラ

便利:tombloo image viewer
Jan 23
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ライブの中に、「写真で一言」というコーナーがあった。

いろんな雑誌や本の切り抜き写真をスライドで見せ、

オレが一言足していくといういかにもオレらしいシュールなものである。

その中に難民の子供の写真があり、オレはそれに向かって「ワシは○○か?」と言った。
(ライブのネタばらしになるので伏せる)

客席の半分、いやそれ以上が笑わなかった。オレは不思議であった。

ライブでは客の一人ひとりにアンケートを書いてもらっている。

それによると”面白かったけど、正義じゃ邪魔して笑えなかった” というのが、

あの反応の答えのようであった。

笑わなかった君たちが正義だとしたら、笑わそうとしたオレは悪ということになる。

まぁ、そんなことはどうでもいい。

オレが言いたいのは、なぜあそこで笑うことが悪なのか?ということだ。

多くの人はだれかを何かに例えて笑いにしたとき、

それを笑うことは例えられた人に失礼だと考えているようだが、

それがそもそもの大きな間違いである。

オレがその子供を○○に例えて客が笑っても、その子供が面白いのではなく、

オレの発想が面白いのだ。

なぜその発想が面白いと笑えないのだろう?

それはオレに対してたいへん失礼なことである。子供は何もしていない。

オレが一言加えることではじめて笑いを生んだのだ。

オレが”ボケ”なのだ。もしかしたら、言ったオレは悪かもしれない。

でも、その発想で笑う者は悪ではないのだ。


(著書「松本」より抜粋)